「英語のネイティブスピーカーの会話が早すぎて、何を言っているのか全くわからない」…そんな悩みを抱えていませんか?
英語をしっかり勉強したのに、ネイティブの会話となると聞き取るのが難しいと感じている方は多いです。
その原因は主に、英語特有の「リンキング(音の連結)」や「リダクション(音の弱化)」といった音の変化に慣れていないことにあります。
この記事では、ネイティブの会話が聞き取れない理由を解説し、その解決策として「シャドーイング」がどれほど有効かをお伝えします。さらに、シャドーイング学習に特化した英語学習アプリ「シャドテン」を紹介し、その使い方やメリットを詳しく説明します。
この記事を読むことで、英語のリスニング力が飛躍的に向上し、ネイティブの会話もスムーズに理解できるようになります。結論として、シャドーイングを取り入れることでリスニング力が大幅に改善し、その最適なツールが「シャドテン」だということがわかるでしょう。
ネイティブの会話が聞き取れない理由
日本人の多くの英語学習者が、学校で基本的な英単語を習得しているにもかかわらず、ネイティブスピーカーの会話が聞き取れないと感じています。
実際、ネイティブの日常会話で使われる英単語の40〜60%は中学校で学ぶ範囲に含まれていますが、いざ実際の会話となると、理解が追いつかないことが多いのです。
その理由はネイティブスピーカーが話しやすくするために生まれた音の変化を学習していないためです。
リンキング・リエゾン(音の連結)
ネイティブスピーカーは、単語と単語の間を滑らかに繋げて話す傾向があります。リンキング(またはリエゾン)はそのような音が連結されて発音される現象です。
- リンキング(linking)、リエゾン(liaison)
-
ある単語の最後の音と、次の単語の最初の音が繋げて発音する現象
例:
- Put on → [プトン]
- She is → [シイズ]
- I want it → [アイ ウォンティット]
英語学習者は、これらの連結された音を聞き分けるのが難しいと感じることが多いです。音がつながることで、どこで単語が区切れているのかが分からなくなり、結果的に聞き取れない原因になります。
リダクション(音の弱化)
ネイティブスピーカーは、強調されていない音を弱く発音することがあり、それをリダクションといいます。
- リダクション(reduction)
-
強調されない部分が弱く発音する現象
例:
- And → [エン]
- To → [トゥ(または タ)]
- Can → [クン]
日本語のように一語一語が明確に発音される言語に慣れていると、こうした音の弱化に戸惑ってしまい、理解しにくくなります。
その他にもエリジョン(特定の子音や母音が消える現象)やフラッピング([t] や [d] が舌を軽く弾く音 [ɾ] に変わる現象)などの音の変化が存在します。
話すスピードの速さ
ネイティブスピーカーの会話は非常に速く、特に初級者や中級者には対応が難しいことがあります。英単語や文法は理解していても、速さに慣れていないと、音声処理が追いつかず、話が進むにつれて内容を理解するのが難しくなります。
これらの要因が重なることで、ネイティブスピーカーの会話を理解するのは一層難しくなるのです。
シャドーイングがリスニングに有効な理由
ネイティブの会話を聞き取るための効果的な学習法として、「シャドーイング」です。
- シャドーイング(shadowing)
-
聞いた音声をすぐに繰り返して発音するトレーニング方法で、リスニングとスピーキングの両方を鍛えられる
では、シャドーイングがなぜリスニング力向上に効果的なのでしょうか?
音声認識能力の向上
シャドーイングは、ネイティブスピーカーが自然に行っている「リンキング」や「リダクション」などの音の変化に耳を慣らすのに非常に効果的です。音を何度も聞いて真似することで、これまで聞き取れなかった音や、繋がりが不明だった部分を認識できるようになります。
英単語を覚えるときに反復学習するのと同じで、 音声パターンもシャドーイングを繰り返して脳に記憶を定着させる、というわけです。
脳の情報処理スピードの向上
シャドーイングは、瞬時に音声を聞いてそれを再現するという反復作業を行うため、脳の情報処理スピードが鍛えられます。これにより、ネイティブが速く話す際の英語や、複雑な文章もスムーズに処理できるようになるため、会話の中でも理解力が向上します。
アクセントや発音の改善
シャドーイングでは、ネイティブの発音を真似して声に出すため、自分自身の発音も自然と向上します。これにより、ネイティブの発音パターンや音の変化に対する感覚が鋭くなり、リスニング力が大幅に向上します。
シャドーイングは、ネイティブの発音やスピードに慣れるための有効な方法であり、リスニング力を効率的に向上させる強力なツールです。
シャドテンがシャドーイングに有効な理由
シャドーイングがリスニング力向上に効果的であることはわかりましたが、その練習を効率的に進めるために、英語学習アプリ「シャドテン
シャドテンは、シャドーイングに特化した学習アプリであり、効果的にリスニング力を鍛えるための機能が豊富に備わっています。ここでは、シャドテンがなぜシャドーイングに最適なツールなのか、その理由を解説します。
プロによるフィードバック
シャドテンの最大の特徴は、シャドーイング練習を録音して提出すると、プロフェッショナルのネイティブスピーカーや専門家からフィードバックが受けられる点です。自分では気づけない発音のミスやイントネーションの改善点を、具体的なアドバイスとともに指摘してもらえるため、学習効果が飛躍的に高まります。
上の画像は実際に私がシャドテンを使って、シャドーイングを提出した結果です。リンキングができていない箇所を指摘し、正しい発音をカタカナでわかりやすく教えてくれていますね!
添削を受けられるのは1日1回までですが、シャドーイングを提出後24時間以内に添削されます。
土日祝日はもちろん年末年始でもいつでも添削を受けられます。
また、シャドーイングが初めての人でも全く問題ありません。
シャドーイングのやり方はアプリ内の解説動画で詳しく解説されていますし、LINEのチャット欄からプロの方にシャドーイングに関する質問をすることも可能です。
レベルに応じたコンテンツ
シャドテンは、ユーザーの英語レベルに応じた1000以上の教材を提供します。初心者から上級者まで、自分に合ったレベルの音声素材を選ぶことができるため、無理なくスキルアップできます。難しすぎる教材を使うことなく、自分のペースで学習を進められるのも大きな利点です。
モチベーション維持
学習のモチベーションを維持することは、英語学習の継続において重要な課題ですが、シャドテンでは進捗を可視化できる機能があり、学習意欲を保ちやすくなっています。さらに、定期的にプロのフィードバックが受けられるため、達成感を感じながら学習を進められます。
シャドテンは1日1課題が基本的なノルマになっていますが、私が1課題(シャドーイングの練習から提出まで)にかかった時間は、およそ15分から20分くらいでした。個人差はあるでしょうが、これくらいの短時間なら毎日の空き時間にも手軽にできると思います!
これらの特徴から、シャドテンはシャドーイングを行う上で非常に有効なツールです。ネイティブスピーカーの発音をしっかり聞き取り、正しいリズムやイントネーションで発音する力を身につけるために、シャドテンは理想的な学習環境を提供します。
シャドテンの無料体験の申込方法と学習内容
「シャドテン」は1週間の無料体験が可能です。
シャドテンに興味を持った方は、まずは無料体験で使用感を確認してみましょう。
無料体験の具体的な申込方法と学習内容は以下の通りです。
無料体験の申込方法
LINEの友達登録も求められるので、それに従ってください。
シャドテンの関する質問や相談は、LINEアプリから行います。
Apple StoreやGoogle Playからシャドテンのアプリをインストールしてください。
なお、シャドテンはパソコンからは使用できません。
無料体験の学習内容
シャドテンの無料体験の内容を説明します。
シャドテンの使用方法は、非常にシンプルで、英語のシャドーイングをしながら、プロの講師からフィードバックを受けられる流れになっています。
「今日のおすすめ」に1日の課題が表示されているので、確認してください。
講師による数分程度の解説動画を視聴します。
解説内容は英語の発音に関するもので、シャドーイングをするのに必須なものばかりでした。
シャドテンでは1日1回までシャドーイングの添削を受けることが可能です。
まずは、自分のレベルに合った英語のシャドーイング音源を選びます。
初心者から上級者向けまで、さまざまな難易度の音源が用意されています。
WPMはWords Per Minuteの略で、1分間に読める単語数を表しています。
WPMが高い教材ほど高難度になります。
「練習モード」で選んだ音源を聞きながら、発音やリズムを真似してシャドーイングを行います。
自身が納得いくまで繰り返し練習しましょう。
練習が終わったら、「録音モード」でシャドーイングを録音します。この音声が後ほど添削されますので、できるだけ正確に発音するよう心がけます。
録音が終わったら音声を提出します。
翌日に添削結果が返ってくるので確認します。
添削はシャドーイングの良かった点(Good Point)と悪かった点(Development Point)が最大3つずつ記載されています。
添削結果に悪かった点(Development Point)が存在しなくなるまで、同じ課題のシャドーイングを繰り返します。
添削に記載されている改善方法を意識してシャドーイングを行ってください。
シャドテンの料金プラン
シャドテン
- 上の月額はWebページから申し込んだときのものです。
スマホのアプリ内課金の場合は月額25,800円(税込)となってしまうため、注意が必要です。
他の英語学習アプリと比べるとかなり高額ですが、理由は質の高いシャドーイング指導とプロフェッショナルによる個別の添削にあります。
シャドテンではユーザーが録音した音声をプロの講師が詳細に添削し、改善点を具体的に指導します。発音の微妙な違いやリスニングの精度を高めるためのフィードバックがあるため、独学では得にくい高精度の指導が受けられます
またシャドーイングはリスニングの向上に非常に効果的ですが、自己流で行うと誤った発音が定着するリスクがあるため、シャドテンのように専門家の添削が大きな価値を持ちます。
とはいえ高額なことに変わりないため、シャドテンは短期間でリスニング力を集中的に改善したい人に最も向いていると言えます。実際、多くのユーザーが「数カ月続けることで明らかな効果が出た」と報告しており、単なる自己学習以上の効果を期待できます。
シャドテンは1週間の無料体験が可能なので、初めての方はまず試してみることができます。この無料体験期間でシャドテンの学習スタイルや効果を確認してから、正式に利用するか決めるとよいでしょう。
まとめ
- ネイティブの英語が聞き取れない原因
- 音の連結や弱化などの音の変化を認識できていない
- 会話スピードが速くて音声処理が追いつかない
- シャドーイングの効果
- 音声の認識能力、処理スピードが向上する
- アクセントや発音が改善する
- シャドテンのメリット
- シャドーイングの練習を録音して提出すると、プロからフィードバックを受けられる
- ユーザーの英語レベルに応じた教材を提供している
英語のネイティブスピーカーの会話が聞き取れない理由には、リンキングやリエゾン(音の連結)などの音の変化の学習不足、そして速さが挙げられます。
これらに対応するためには、シャドーイングが非常に有効な方法です。シャドーイングは、音声認識能力を高め、脳の処理スピードやリズム、イントネーションも習得できます。
そのシャドーイングを効率よく学習するためのツールとして、英語学習アプリ「シャドテン
「シャドテン」を使って、リスニング力を劇的に向上させ、英語のネイティブスピーカーの会話を自信を持って聞き取れるようになりましょう。